エクアドルで、国民ほぼ全員の個人情報がネットに流出した恐れがあるという
ニュースが飛び込んできました。
なぜこのような事態になってしまったのでしょうか?
今回はこのエクアドル、全国民のメールや銀行口座の個人情報流出か?について調べていきます。
エクアドル、全国民のメールや銀行口座の個人情報流出か?
こちらが、 エクアドル、全国民のメールや銀行口座の個人情報流出か? についての報道です。
(CNN) 南米エクアドルで最近、国民ほぼ全員の個人情報がインターネット上に流出した恐れがある。サイバーセキュリティーを手掛ける専門家集団「vpnメンター」が問題を発見し、16日に発表した。
引用: https://www.cnn.co.jp/tech/35142751.html
同国の未成年者約700万人を含む2000万人以上の名前や生年月日、出生地、住所、メールアドレス、身分証明書番号や納税者番号、銀行口座の残高情報などが漏れたとみられる。
エクアドルの人口は約1650万人。司法当局によると、残りの数百万人はすでに亡くなった人とみられるが、現時点で正確な内訳は分かっていない。
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vpnメンターの報告書によると、情報流出は同国のコンサルティング会社「ノバエストラット」が米フロリダ州マイアミに保有している無防備なサーバーで見つかった。
2012年から最近まで在英エクアドル大使館にこもっていた内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ被告の個人情報まで含まれていたという。
エクアドルの通信当局によると、11日にvpnメンターから当局に報告があった。流出を止める措置が取られたものの、一度漏れてしまった情報は元に戻すことができず、悪用される恐れもある。
検察と警察は16日、ノバエストラットの経営者宅を捜索してコンピューターなどの電子機器を押収し、同日中に本人を拘束した。
同国通信相は16日夜、かねて検討を進めていた個人情報の保護に関する法律を、3日以内に国会へ送るとの方針を示した。また、政府のデータベースがハッキングやサイバー攻撃を受けたわけではないとして、当局のセキュリティ対策は万全だと強調。ノバエストラットの行為には元公務員らが加担した疑いもあると指摘した。
エクアドルのコンサルタント会社のデータベースサーバで、セキュリティ不備で、
エクアドル在住者の登録番号や納税者番号、氏名、性別、
国立銀行の口座残高、家族の氏名、勤務先の名称などが漏洩しました。
問題のサーバはフロリダ州マイアミにあり、
エクアドルのコンサルタント会社Novaestratが保有。
なんとエクアドルの総人口は約1600万人に対して、
漏洩したデータは最大で2000万人の個人情報が流出したという。
データベースには既に死亡した人も含んでいたために現在の人口よりも
多いデータが流出したようです。
この中には 内部告発サイト「WikiLeaks」創始者 ジュリアン・アサンジ氏の個人情報も
入っていたようです。
アサンジは、エクアドルに亡命申請を出し、在英エクアドル大使館にいたためと思われます。
エクアドル政府は以前からサイバー攻撃にあっていた?
実は、 エクアドル政府は2019年4月11日 にジュリアンアサンジ を逮捕してから
多数のサイバー攻撃を受けていると明らかにしていました。
攻撃されたのは、エクアドルの各公共機関で攻撃は合計4,000万回にも及んでいたようです。
攻撃元は米国やドイツ、フランスにブラジルやオランダなど。
さらにアサンジ容疑者に関連する団体などから脅迫も受け、
インターネットの遮断を狙った攻撃もあったことが判明しています。
ネットの声
やはり、日本のマイナンバーの行く末をみているという意見が多いですね。
自己防衛できる方法があるといいのですが。
最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。